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維新始末

中公文庫 う28−14

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-12-206608-3
4-12-206608-5
税込価格 704円
頁数・縦 345P 16cm

商品内容

要旨

老中・水野忠邦による天保の改革から二十年。黒船来航以降、恐慌を来す江戸の町を、勤王の志士を騙る剣呑な浪人たちが跋扈するようになっていた。さらにその黒幕には、薩摩藩の巨魁の影が…。失われた秩序を取り戻すべく、我らが榊扇太郎が江戸の顔役たちとともに立ち上がる!「闕所物奉行 裏帳合」シリーズに連なる、待望の文庫書き下ろし。

おすすめコメント

天保の改革から二十年。闕所物奉行を辞した扇太郎は、天満屋幸吉のもと、用心棒として平穏な日々を暮らしていた。だが、次第に混乱する幕末の世で、深川のとある家屋の財産処分を頼まれたことから、次第に大きな陰謀に巻き込まれていく……。大人気書き下ろし時代小説シリーズ、待望の新作!

著者紹介

上田 秀人 (ウエダ ヒデト)  
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒、歯科医師。97年小説CLUB新人賞佳作。2001年作家デビュー。時代小説を中心に活躍。単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社、のち中公文庫)で第十六回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)