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実歴阿房列車先生

中公文庫 ひ37−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-12-206639-7
4-12-206639-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 341P 16cm

商品内容

要旨

貴君、僕は大阪へ行って来ようと思う―。1950年秋、この一言から汽車に乗りたかった内田百〓の『阿房列車』シリーズは始まった。以後、五年間にわたる全行程に同行した“ヒマラヤ山系”こと元国鉄職員の著者。百鬼園の旅と日常を豊富なエピソードを交えつつ綴った好エッセイ。

目次

実歴阿房列車先生(「旅順開城」か「旅順入城式」か
阿房列車走行籵数その他
べんがら始末
「昇天」と「葉蘭」の嘘
忘却す来時の道 ほか)
百鬼園先生追想(蝙蝠の夕闇浅し
枕辺のシャムパン
塀の外吹く俄風
百鬼園の鉄道
百〓全集刊行前後 ほか)

おすすめコメント

貴君、僕は大阪へ行って来ようと思う――。一九五〇年秋、この一言から汽車に乗りたかった内田百間の『阿房列車』シリーズは始まった。以後、五年間にわたる全行程に同行した〈ヒマラヤ山系〉こと元国鉄職員の著者。百鬼園の旅と日常を豊富なエピソードを交えつつ綴った好エッセイ。解説・酒井順子

著者紹介

平山 三郎 (ヒラヤマ サブロウ)  
1917(大正6)年東京生まれ。作家。法政大学文学部日『内田百全集』の編集・校訂にあたる。2000(平成12)年没
安野 亜矢子 (ヤスノ アヤコ)  
千葉県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)