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中世の秋 上

改版

中公文庫 ホ1−5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-12-206666-3
4-12-206666-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 460P 16cm
シリーズ名 中世の秋

商品内容

要旨

二十世紀を代表とする歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。

目次

はげしい生活の基調
美しい生活を求める願い
身分社会という考えかた
騎士の理念
恋する英雄の夢
騎士団と騎士誓約
戦争と政治における騎士道理想の意義
愛の様式化
愛の作法
牧歌ふうの生のイメージ〔ほか〕

おすすめコメント

二十世紀最高の歴史家が、フランスとネーデルラントにおける実証的調査から、中世人の意識と中世文化の生活と思考の全像を精細に描いた不朽の名著。

著者紹介

ホイジンガ (ホイジンガ)   Huizinga,Johan
1872年、オランダに生まれる。1905年、フローニンゲン大学教授。1915年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、1919年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。1945年、死去
堀越 孝一 (ホリコシ コウイチ)  
1933年、東京に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒、同大学大学院西洋史学博士課程修了。茨城大学、学習院大学、日本大学をはじめ、多くの大学で教鞭をとる。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)