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禅とは何か それは達磨から始まった

中公文庫 み10−23

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-12-206675-5
4-12-206675-1
税込価格 1,056円
頁数・縦 396P 16cm

商品内容

要旨

栄西、道元、大応、大燈、関山、一休、正三、沢庵、桃水、白隠、盤珪、良寛などの禅僧の生涯と思想について語る。世俗を否定し、超越する本来の禅を「純禅」とする著者が、「純禅」に生きた先達の生き様を描く。達磨以来の中国禅の系譜に始まり日本で独自に発展した禅の歴史を一度に知ることができる名著を初文庫化。

目次

それは達磨から始まった
臨済禅を築いた祖師たち
反時代者道元希玄の生き方
曹洞大教団の誕生
一休宗純の風狂破戒
三河武士鈴木正三の場合
沢庵宗彭体制内からの視線
雲渓桃水と白隠禅師の自由自在
日本禅の沈滞を破る明国からの波
大愚良寛「無住の住」の生涯
故郷乞食行の胸の内
心ひとつを定めかねつも
民衆が純禅を支える

おすすめコメント

栄西、道元、大応、大燈、関山、一休、正三、沢庵、桃水、白隠、盤珪、良寛などの禅僧の生涯と思想について語る。世俗を否定し、超越する本来の禅を「純禅」とする著者が、「純禅」に生きた先達の生き様を描く。達磨以来の中国禅の系譜に始まり日本で独自に発展した禅の歴史を一度に知ることができる名著を初文庫化。

著者紹介

水上 勉 (ミズカミ ツトム)  
1919(大正8)年、福井県に生まれる。幼くして京都の禅寺に預けられる。立命館大学文学部国文科中退。1961年『雁の寺』で直木賞受賞。『宇野浩二伝』で菊池寛賞、『一休』で谷崎潤一郎賞、『良寛』で毎日芸術賞、『寺泊』で川端康成文学賞受賞。2004(平成16)年9月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)