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百鬼園戦後日記 2

中公文庫 う9−13

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-12-206691-5
4-12-206691-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 314P 16cm
シリーズ名 百鬼園戦後日記

商品内容

要旨

いよいよ三年の間雨風の音を聞き馴れた小屋と別かれたり―。念願の新居が完成、終戦間近、五月二十五日の空襲で焼き出されて以来の長きにわたる小屋暮らしをついに脱する。昭和二十二年一月一日から二十三年五月三十一日までを収録。全三巻。

目次

昭和二十二年(一月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月)
昭和二十三年(一月
二月
三月
四月
五月)
巻末エッセイ 生き残った小鳥(高原四郎)

おすすめコメント

いよいよ三年の間雨風の音を聞き馴れた小屋と別かれたり――通称「三畳御殿」が完成、空襲で焼き出されて以来丸三年にわたる小屋暮らしをついに脱する。昭和二十二年一月一日から二十三年五月三十一日までを収録。【全三巻】巻末エッセイ・高原四郎

著者紹介

内田 百〓 (ウチダ ヒャッケン)  
明治22年(1889)、岡山市に生まれる。六高を経て、大正3年、東京帝大独文科を卒業。この間、漱石の知遇を受け、門下の芥川龍之介、森田草平らを識る。以後、陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などで教鞭をとる。無気味な幻想を描く第一創作集『冥途』をはじめとして多くの著作がある。昭和46年(1971)4月、八十二歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)