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よこまち余話

中公文庫 き37−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-12-206734-9
4-12-206734-0
税込価格 726円
頁数・縦 317P 16cm

商品内容

要旨

ここは、「この世」の境が溶け出す場所―お針子の齣江が、皮肉屋の老婆トメさん、魚屋の少年・浩三らと肩寄せ合う長屋では、押し入れの奥に遊女が現れ、正体不明の「雨降らし」が鈴を鳴らす。秘密を抱えた路地を舞台に繰り広げられる、追憶とはじまりの物語。巻末に堀江敏幸氏と著者の対談を収録。

おすすめコメント

ここは、「この世」の境が溶け出す場所――昭和の始まり、東京のとある路地。お針子の齣江が暮らす長屋を舞台に繰り広げられる、追憶とはじまりの物語。

著者紹介

木内 昇 (キウチ ノボリ)  
1967年東京都生まれ。出版社勤務を経て、2004年に『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。11年『漂砂のうたう』で直木賞を、14年『櫛挽道守』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)