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太陽と鉄・私の遍歴時代

中公文庫 み9−14

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-12-206823-0
4-12-206823-1
税込価格 946円
頁数・縦 268P 16cm

商品内容

要旨

最後まで冷徹な自己分析、自己認識の中で、限りなく客観的、論理的世界へ飛翔して、自らの死と対決する三島ミスチシズムの精髄を明かす「太陽と鉄」。詩を書く少年が作家として自立するまでを語る「私の遍歴時代」。この自伝的作品二編に、自死直前のロングインタビュー「三島由紀夫最後の言葉」(聞き手・古林尚)を新たに収録。

目次

太陽と鉄(エピロオグ―F104)
私の遍歴時代
三島由紀夫最後の言葉(聞き手・古林尚)

出版社・メーカーコメント

三島文学の本質を明かす自伝的作品二編に、自死直前のロングインタビュー「三島由紀夫最後の言葉」(聞き手・古林尚)を併録した決定版。〈解説〉佐伯彰一

著者紹介

三島 由紀夫 (ミシマ ユキオ)  
1925(大正14)年東京に生まれる。本名、平岡公威。学習院高等科を経て東京帝国大学法律学科を卒業。在学中の44(昭和19)年に処女創作集『花ざかりの森』を刊行。戦後47年大蔵省に入り翌年退官。49年に刊行した『仮面の告白』で名声を確立し、以後、文筆活動に専念する。『潮騒』にて新潮社文学賞、『白蟻の巣』にて岸田国士演劇賞、『金閣寺』にて読売文学賞、『絹と明察』にて毎日芸術賞、『サド公爵夫人』にて芸術祭賞などを受賞した。68年、「楯の会」を結成し、70(昭和45)年、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)