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三島由紀夫石原慎太郎全対話

中公文庫 み9−17

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-12-206912-1
4-12-206912-2
税込価格 946円
頁数・縦 266P 16cm

商品内容

要旨

一九五六年の「新人の季節」から六九年の「守るべきものの価値」まで、全集未収録の六編を含む全九編の対話を初集成。戦後日本を象徴する二大スタア作家による競演。三島事件五ヵ月前の士道をめぐる論争と、石原のロングインタビューを併録する。

目次

1(新人の季節
七年後の対話
天皇と現代日本の風土
守るべきものの価値―われわれは何を選択するか)
2(モテルということ
新劇界を皮肉る
作家の女性観と結婚観
「教養」は遠くなりにけり
あゝ結婚)
3(士道について―石原慎太郎氏への公開状
政治と美について―三島由紀夫氏への返答)

出版社・メーカーコメント

一九五六年の「新人の季節」から六九年の「守るべきものの価値」まで、単行本・全集未収録の三編を含む全対話九編を初集成。戦後日本の二大スタア作家による競演。七〇年の「士道について」の公開状、石原のロングインタビューを併録する。文庫オリジナル。

著者紹介

三島 由紀夫 (ミシマ ユキオ)  
1925(大正14)年東京生まれ。本名・平岡公威。東京大学法学部卒業。在学中の44(昭和19)年に創作集『花ざかりの森』を刊行。47年大蔵省に入り翌年退官。49年刊行の『仮面の告白』で名声を確立。以後、『潮騒』にて新潮社文学賞、『白蟻の巣』にて岸田演劇賞、『金閣寺』にて読売文学賞、『絹と明察』にて毎日芸術賞、『サド侯爵夫人』にて芸術祭賞などを受賞した。68年、「楯の会」を結成し、70(昭和45)年、『豊饒の海』を脱稿後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決
石原 慎太郎 (イシハラ シンタロウ)  
1932(昭和7)年神戸市生まれ。一橋大学在学中に『太陽の季節』で芥川賞を受賞。68年に参議院議員に当選し、その後衆議院議員として環境庁長官、運輸大臣などを歴任。99(平成11)年から2012年まで東京都知事を務める。その後、衆議院議員として国政に復帰し、14年、政治家を引退。主な著書に『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞)、『生還』(平林たい子賞)、『弟』(毎日出版文化賞特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)