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宇宙からの帰還

新版

中公文庫 た20−10

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-12-206919-0
4-12-206919-X
税込価格 946円
頁数・縦 403P 16cm

商品内容

要旨

宇宙から地球を見る。この極めて特異な体験をした人間の内面には、いかなる変化がもたらされるのか。十二名の宇宙飛行士の衝撃に満ちた内的体験を、単越したインタビューにより鮮やかに描き出した著者の代表作。宇宙とは、地球とは、神とは、人間とは―。知的興奮と感動を呼ぶ、壮大な精神のドラマ。

目次

宇宙からの帰還(上下・縦横・高低のない世界
地球は宇宙のオアシス)
神との邂逅(伝道者になったアーウィン
宇宙飛行士の家庭生活
神秘体験と切手事件)
狂気と情事(宇宙体験を語らないオルドリン
苦痛の祝賀行事
マリアンヌとの情事)
政治とビジネス(英雄グレンとドン・ファン・スワイガート
ビジネス界入りした宇宙飛行士
宇宙体験における神の存在認識)
宇宙人への進化(白髪の宇宙飛行士
宇宙体験と意識の変化
宇宙からの超能力実験
積極的無宗教者シュワイカート)

おすすめコメント

宇宙体験が内面にもたらす変化とは。宇宙飛行士十二人に取材した、知的興奮と感動を呼ぶ壮大な精神のドラマ。〈巻末対談〉野口聡一〈巻末エッセイ〉毛利 衛

著者紹介

立花 隆 (タチバナ タカシ)  
1940(昭和15)年、長崎県生まれ。64年、東京大学仏文科を卒業後、文藝春秋に入社、『週刊文春』の記者となる。66年に退社し、東京大学哲学科に学士入学。その後、ジャーナリストとして活躍する。83年、「徹底した取材と卓抜な分析力により、幅広いニュージャーナリズムを確立した」として、菊池寛賞受賞。97年、司馬遼太郎賞受賞。『日本共産党の研究』(講談社ノンフィクション賞)『武満徹・音楽創造への旅』(吉田秀和賞)ほか著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)