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素子の碁 サルスベリがとまらない

中公文庫 あ58−8

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-12-206970-1
4-12-206970-X
税込価格 924円
頁数・縦 349P 16cm

商品内容

要旨

『ヒカルの碁』をきっかけに、四十歳を過ぎてから夫婦で始めた囲碁。子どもの頃から親しんでいれば直感的に理解できただろう定石や用語に頭を悩ませつつ、少しずつ上達していく喜びを綴るエッセイ。囲碁が分からなくても楽しめるコラムも満載。巻末に「祝還暦!夫婦対談」を付す。

目次

八人の初心者
初心者の棋譜並べ
初心者の詰碁
夫婦で囲碁
五人の級位者
聞き違い
初めての囲碁教室
お友達
囲碁大会
先生も大変
ペア碁
囲碁合宿
同好会
旅先の囲碁
おじいちゃんの碁盤
級位者からみた初心者
家庭内平和を目指して
雑談・棋士のサイン
強くなってる…?
十段戦見学記
旦那が初段になるまで
子供って凄い
文人碁会
お話の中の囲碁
こんな筈じゃなかたのに
ネガティヴ・パワー
サルスベリをとめさせて
サルスベリがとまらない!

出版社・メーカーコメント

新しいことはいくつからでも始められる――。『ヒカルの碁』を読んで、囲碁に興味を持ち、ゲームボーイで囲碁を始めた著者。機械相手の対局に限界を感じ、囲碁を打てる友人を探しだし、ついには夫婦で囲碁教室へ。子どもなら直感的に理解できるさまざまな定石に頭を悩ませ、囲碁用語に翻弄されつつ、少しずつ上達していく日々を生き生きと描くエッセイ集。囲碁を始めたばかりの自分に教えてあげたかった「初心者の躓きポイント」をわかりやすく解説するコラムも満載。囲碁に興味のある人も、ない人もじっくり楽しめるエッセイ集。

著者紹介

新井 素子 (アライ モトコ)  
1960年東京生まれ。立教大学独文科卒業。高校時代に書いた『あたしの中の…』が第一回奇想天外SF新人賞佳作を受賞し、デビュー。81年『グリーン・レクイエム』、82年『ネプチューン』で連続して星雲賞を受賞、99年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)