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生と死をめぐる断想

中公文庫 き30−18

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-12-206973-2
4-12-206973-4
税込価格 880円
頁数・縦 228P 16cm

商品内容

要旨

人はどこから来てどこへ行くのか?四十代でがん闘病、東日本大震災での間接的喪失体験を経て、生老病死について思索を深めていく。治療や瞑想をし、鈴木大拙、柳田邦男、多田富雄、島薗進などの著作を読み耽り、仏教・神道・心理学を渉猟しながら「生」と「死」、「わたし」と「いのち」、「時間」と「存在」について辿り着いた境地を語る。

目次

序章 死をそばに感じて生きる(團十郎の辞世
死生観表出の時代 ほか)
1章 「知」の人の苦しみ(伝統的な宗教の後に
岸本英夫の実践 ほか)
2章 スピリチュアリティの潮流(崩れつつある二元論
オルタナティブな知 ほか)
3章 時間を考える(代々にわたり耕す
柳田国男の「先祖」 ほか)

出版社・メーカーコメント

人はどこから来てどこへ行くのか? がんから生還した人気エッセイストが治療や瞑想の経験や仏教・神道・心理学を渉猟をしながら生老病死や時間と存在について辿り着いた境地を語る。

著者紹介

岸本 葉子 (キシモト ヨウコ)  
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)