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江戸落語事始たらふくつるてん

中公文庫 お82−4

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-12-207014-1
4-12-207014-7
税込価格 858円
頁数・縦 353P 16cm

商品内容

要旨

口下手の甲斐性なしが「江戸落語の始祖」!?覚えなき殺人罪で京から江戸に追われた鹿野武左衛門。仇討ちの恐怖に怯える中、馬鹿咄をする才を見いだされ、崖っぷち人生が変わっていく。将軍綱吉による激しい言論弾圧やコレラの騒乱に抗い、命を賭して“笑い”を生んだ伝説的咄家の知られざる物語。

出版社・メーカーコメント

さえない塗師が、江戸落語の始祖に!?  綱吉による言論弾圧の下、命を狙われても決死で「笑い」を究めた波瀾と謎に満ちた男の一生が今、明らかになる。

著者紹介

奥山 景布子 (オクヤマ キョウコ)  
1966年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。高校教諭、大学専任講師などを経て創作を始める。2007年に「平家蟹異聞」で第八七回オール讀物新人賞を受賞。09年、受賞作を含む『源平六花撰』で単行本デビュー。18年、『葵の残葉』で第三七回新田次郎文学賞、第八回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)