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青豆とうふ

中公文庫 わ25−3

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-12-207062-2
4-12-207062-7
税込価格 990円
頁数・縦 248P 16cm

商品内容

要旨

ひとつの時代を築いたふたりのイラストレーターが、互いの文章と絵をしりとりのようにつなぎながら紡いだエッセイ集。愛する映画や音楽について、旅や身辺のできごとなど、「お題」に導かれて思いがけず飛び出した、多彩な話のかずかず。カラー画満載の贅沢な一冊。

目次

安西 ハゲの話
和田 ハゲの話→カツラ→編集長の伝説→取材の話
安西 取材の話→建築家→フランク・ロイド・ライト
和田 フランク・ロイド・ライト→映画の中の建築→ループタイ→アシモフ→カレル・チャペック
安西 カレル・チャペック→ロボット→理科室の人体模型
和田 理科室の人体模型→山口百恵→美空ひばり
安西 美空ひばり→似顔絵→スノードーム→ワールド・トレード・センター
和田 ワールド・トレード・センター→キングコング→初めてのNY→お小遣い
安西 お小遣い→よい子の会→GIキャップとアメリカ兵→英語向きの声→市原悦子
和田 市原悦子→昔観た舞台→来日したシナトラとビートルズ→寺山修司〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

和田・安西両氏が、エッセイとイラストを交互につなぐ、目にも楽しい一冊。走り出したエッセイが、どんなテーマにゴールするかは読んで見てのお楽しみ!

著者紹介

和田 誠 (ワダ マコト)  
1936年生まれ。多摩美術大学卒。77年から「週刊文春」の表紙を担当。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして書籍の装画、装丁を数多く手がけたるデザイン、絵画の分野で文藝春秋漫画賞、講談社出版文化賞など受賞多数のほか、翻訳、映画監督、エッセイ執筆など幅広い活動により菊池寛賞を受賞。絵本を含む自著は二百冊を超える。2019年10月死去
安西 水丸 (アンザイ ミズマル)  
1942年東京生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。電通、ADAC(ニューヨーク)、平凡社を経て独立。朝日広告賞、毎日広告賞、87年、日本グラフィック展年間作家優秀賞を受賞。イラストレーターとしてだけでなく、絵本、漫画、エッセイ、小説でも、数多くの作品を遺した。2014年3月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)