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道誉なり 上

新装版

中公文庫 き17−14

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-12-207150-6
4-12-207150-X
税込価格 792円
頁数・縦 356P 16cm
シリーズ名 道誉なり

商品内容

要旨

毀すこと、それがばさら―。六波羅探題を攻め滅ぼした足利高氏(のち尊氏)と、政事を自らつかさどらんとする後醍醐帝との暗闘が風雲急を告げる中、「ばさら大名」佐々木道誉には、毀したいものがあった。時代と、尊氏の心中を読む道誉。帝が二人立つ混迷の世で、尊氏の天下獲りを支えながらも、決して同心を口にしようとはしなかったが…。「南北朝」三部作、第二弾。

出版社・メーカーコメント

毀すこと、それがばさら――。後醍醐帝との暗闘、実弟直義との対立で苦悩する将軍足利尊氏を常に支え南北朝動乱を勝ち抜いた、ばさら大名佐々木道誉とは。

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年、佐賀県唐津市に生まれる。73年、中央大学法学部を卒業。81年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『武王の門』で歴史小説にも進出、91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。13年に紫綬褒章受章、16年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。20年、旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)