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道誉なり 下

新装版

中公文庫 き17−15

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-12-207151-3
4-12-207151-8
税込価格 748円
頁数・縦 323P 16cm
シリーズ名 道誉なり

商品内容

要旨

室町幕府の権力は、足利尊氏・高師直派と、尊氏の実弟直義派に二分されていた。二派の激突は、もはや避けられない。幕府の権力闘争と南朝の動きを睨みつつ、打算で離合集散する武士たち。熾烈極まる骨肉の争いの渦中で、将軍尊氏はなぜ、佐々木道誉を欲したのか。対する道誉は、人間尊氏に何を見ていたのか―。

出版社・メーカーコメント

足利尊氏・高師直派と尊氏の実弟直義派との抗争は一触即発の情勢に。熾烈極まる骨肉の争いに、将軍尊氏はなぜ佐々木道誉を欲したのか。〈解説〉大矢博子

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年、佐賀県唐津市に生まれる。73年、中央大学法学部を卒業。81年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『武王の門』で歴史小説にも進出、91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。13年に紫綬褒章受章、16年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)