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楠木正成 下

新装版

中公文庫 き17−17

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-12-207179-7
4-12-207179-8
税込価格 770円
頁数・縦 315P 16cm
シリーズ名 楠木正成

商品内容

要旨

潰えれば死―。壮絶なる覚悟で決起した楠木一党は、正成の巧みな用兵により幕府の大軍を翻弄。ついには赤松円心、足利高氏(のち尊氏)らと京を奪還、後醍醐帝の建武新政は成就したが…。信念を貫くも苛酷な運命に誘われ死地へ赴かざるを得なかった、悲運の名将の峻烈な生を迫力の筆致で描く、北方「南北朝」感涙の最終章。

出版社・メーカーコメント

巧みな用兵で幕府の大軍を翻弄。京を奪還し倒幕を果たした楠木正成だが……。悲運の名将の峻烈な生を迫力の筆致で描いた、北方「南北朝」感涙の最終章。

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年、佐賀県唐津市に生まれる。73年、中央大学法学部を卒業。81年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『武王の門』で歴史小説にも進出、91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。13年に紫綬褒章受章、16年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。20年、旭日小綬章受章。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)