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ふらふら日記

中公文庫 た24−5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-12-207190-2
4-12-207190-9
税込価格 946円
頁数・縦 256P 16cm

商品内容

要旨

ぼくは自分の生まれたところを、これまで知らないでいた―。自身のルーツである教会を探すも、なぜか中々たどり着けない。それでもコミさんは気にしない。うまくいかなかったときのほうが、しゃべったり書いたりして楽しいのだ。温泉地で目の前に来た列車に飛び乗り、海外でもバスでふらふら。気ままな旅のエッセイ。初文庫化。

目次

さてきょうは(親子電球
消えた教会
あかるい冬の日 ほか)
酔ってふらふら(オホーツク
登別温泉
雪が降って ほか)
たびタビの旅(バスにのってふらふらと
サンディエゴの海
ぼくのロング・バケーション ほか)

出版社・メーカーコメント

ぼくは自分の生まれたところを、これまで知らないでいた――。自身のルーツである教会を探すも、なぜか中々たどり着けない。それでもコミさんは気にしない。うまくいかなかったときのほうが、しゃべったり書いたりして楽しいのだ。温泉地で目の前に来た列車に飛び乗り、海外でもバスでふらふら。気ままな旅はつづく。初文庫化。〈解説〉末井 昭

著者紹介

田中 小実昌 (タナカ コミマサ)  
1925年、東京生まれ。小説家・翻訳家。東京大学文学部哲学科中退。79年、「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で直木賞を、『ポロポロ』で谷崎潤一郎賞を受賞。2000年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)