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中央線小説傑作選

中公文庫 な78−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-12-207193-3
4-12-207193-3
税込価格 990円
頁数・縦 336P 16cm

商品内容

要旨

井伏、太宰をはじめ多くの文士が居を構えた「中央線」沿線。首都圏の住宅・商業地であると同時に、古書店・酒場・ライブハウス・喫茶店など、独自の文化の発信地でもある。その中央線を舞台にした作品をセレクト。私小説からミステリまで、鉄道が織りなす時間と風景、そして人間を味わう、十一篇の傑作アンソロジー。

出版社・メーカーコメント

首都圏の通勤通学の大動脈である「中央線」。昭和初期から、沿線には多くの文士が居を構え、文学サロンを形成してきた。上京した若者が多く住み、今も古書店・酒場・ライブハウス・喫茶店など、サブカルチャーの発信地となっている。本書では、中央線沿線を舞台にした作品をセレクト。私小説からミステリまで、多彩な作家による十一篇。鉄道が織りなす時間と風景、そして人間模様を味わう、傑作アンソロジー。(収録作品)「土手三番町」内田百聞「こがね虫たちの夜」五木寛之「揺り椅子」小沼丹「阿佐ケ谷会」井伏鱒二「寒鮒」上林暁「心願の国」原民喜「犯人」太宰治「眼」吉村昭「風の吹く部屋」尾辻克彦「たまらん坂」黒井千次「新開地の事件」松本清張

著者紹介

南陀楼 綾繁 (ナンダロウ アヤシゲ)  
1967年島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一文学部卒、明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、図書館など本に関することならなんでも追いかける。2005年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表。各地で開催される多くのブックイベントにも関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)