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綴る女 評伝・宮尾登美子

中公文庫 は45−7

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-12-207327-2
4-12-207327-8
税込価格 770円
頁数・縦 235P 16cm

商品内容

要旨

『櫂』『陽暉楼』に『天璋院篤姫』。逆境を生き抜く女性を描き、一世を風靡した国民的作家・宮尾登美子。実父との軋轢、二人の母への想い、壮絶な満洲の記憶に、借金に苦しんだ下積み時代。作品世界に惚れ込み、先輩作家としても慕い続けた著者が、その波瀾万丈な一生を新たな視点で辿る。

目次

誕生会
ある噂
富田屋の跡
南国
同級生
学歴
『櫂』の世界
農家の嫁
二人の母
兄と妹
満洲の少年
『朱夏』の村
テレビ出演
借金二人三脚
事業
家出
再婚
太宰治賞受賞
直木賞
映画化
女流作家たち
きのね
最後の小説
帰郷
続・仁淀川

出版社・メーカーコメント

昭和・平成のエンタメ界を席巻した”宮尾ワールド”は実在したのか? 誰もが知る国民的作家の謎めいた生涯に林真理子が挑む。〈解説〉綿矢りさ

著者紹介

林 真理子 (ハヤシ マリコ)  
1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。82年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーになる。85年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、95年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で島清恋愛文学賞を受賞。18年に紫綬褒章を受章、20年に菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)