• 本

168時間の奇跡

中公文庫 し43−6

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-12-207358-6
4-12-207358-8
税込価格 968円
頁数・縦 353P 16cm

商品内容

要旨

沢口涼也はある出来事の贖罪のため、五年前に保護犬施設「ワン子の園」の運営を始めた。今ではボランティア仲間と心身に傷を負った犬たちを癒やし、里親が現れるのを待つ毎日だ。ある日、恋人で動物愛護相談センターで働く華の元に、「犬を虐待し闇業者へ売りさばいているペットショップがある」という通報が。犬と人間の共生が抱える闇と希望を描く。

出版社・メーカーコメント

沢口涼也はある出来事の贖罪のため、街金会社の支店長の職を捨て、5年前に保護犬施設「ワン子の園」の運営を始めた。今では4人のボランティア仲間と心と体に傷を負った犬たちを癒やし、里親が現れるのを待つ毎日だ。しかし涼也は犬の幸せを願うあまり里親希望者の見極めに慎重で、断ることもしばしばだった。そんなある日、恋人で動物愛護相談センターで働く華の元に、「犬を虐待し闇業者へ売りさばいているペットショップがある」という通報が。犬と人間の共生が抱える闇と希望を描く、心温まる長編小説

著者紹介

新堂 冬樹 (シンドウ フユキ)  
大阪生まれ。金融会社勤務、コンサルタント業を経て、1998年「血塗られた神話」で第七回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。以後エンターテインメント小説を縦横に執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)