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ゆめはるか吉屋信子 秋灯机の上の幾山河 中

中公文庫 た28−22

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-12-207395-1
4-12-207395-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 529P 16cm
シリーズ名 ゆめはるか吉屋信子

商品内容

要旨

これで一生、文学というものをやるのか―。新聞の懸賞小説で『地の果まで』が一等に選ばれ、信子は小説家として本格的に歩み始める。林芙美子、宇野千代らとの交遊、パートナー門馬千代との出会い。流行作家として嫉妬や羨望の的になりつつも充実した日々を送るが、日中戦争が勃発するとペン部隊として従軍することに…。(全三巻)

目次

潮みちて
パリの夢
嵐の薔薇
戦塵
付録…吉屋信子のアルバム2

出版社・メーカーコメント

大正九年、長篇小説が認められた信子は流行作家の道を歩み始める。林芙美子や宇野千代、パートナー門馬千代らとの交流を描く本格評伝にして近代女性文壇史。

著者紹介

田辺 聖子 (タナベ セイコ)  
1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。63年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、88年、『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年、菊池寛賞を受賞。98年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。2008年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。19年6月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)