商品内容
要旨 |
三年に満たぬ結婚生活の末、夫と死別し、胸に穴があいてしまった小市は、清少納言、和泉式部らの文才・歌才に心うたれる。そして自らも生き身の証を求めて、恋愛譚であり政治小説の要素を濃くもった『源氏物語』の執筆に没頭していく。中宮彰子への出仕を経て、「宇治十帖」を書き終え、物語を完結させた三十代から晩年を描く。 |
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4-12-207417-7
散華 紫式部の生涯 下
杉本苑子/著
中央公論新社
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BK
出版社・メーカーコメント
三年にも満たぬ結婚生活、華やかな宮仕えでも癒されぬ心の渇き。凄絶な権力抗争を見すえつつ『源氏物語』を完成させた女性の生の軌跡。〈解説〉山本淳子