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潜水艦隊

中公文庫 い142−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-12-207449-1
4-12-207449-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 409P 16cm

商品内容

要旨

潜水艦艦長を歴任し、参謀として作戦を立案した著者が、真珠湾攻撃から終戦まで、太平洋戦争の潜水艦隊の戦いの全てを記録した唯一無二の作品。編制と建造計画の推移、潜水艦内の様子、ハワイ、ミッドウェー、アリューシャン、ガダルカナルなどにおける奮闘、ドイツとの協同作戦など知られざる日本海軍の戦いが明らかになる。

目次

第1部 開戦(開戦頃の潜水艦の状況
開戦時の潜水艦の行動)
第2部 ハワイ作戦とその後(真珠湾奇襲行
米本土西海岸行)
第3部 軍令部の勤務(軍令部の生活
懸案の諸問題
昭和十七年四月頃までの潜水艦戦
特殊潜航艇の第二次攻撃
ミッドウェーおうおびアリューシャン方面の潜水艦戦
ガダルカナル島の攻防戦
敵輸送船の攻撃)
第4部 潜水艦によるドイツとの協同作戦(ドイツ海軍との協定
インド洋上の協同作戦)
第5部 太平洋正面の死闘(敗勢に苦闘す
潜水艦隊の死闘
終戦)

出版社・メーカーコメント

潜水艦艦長を歴任し参謀として作戦を立案した著者が、真珠湾攻撃から終戦まで、太平洋戦争の潜水艦戦の全てを記録した唯一無二の作品〈解説〉戸高一成

著者紹介

井浦 祥二郎 (イウラ ショウジロウ)  
1902(明治35)年、福岡県出身。旧制福岡県立朝倉中学校より海軍兵学校第五一期入校。23(大正12)年、卒業後、伊号潜水艦長を歴任し、開戦後は、42(昭和17)年、海軍軍令部作戦部、43(昭和18)年、第六艦隊第八潜水戦隊先任参謀として、潜水艦作戦の立案に携わる。潜水艦に関する航空本部と同様の中央機関の必要性を訴えた。戦後はB級戦犯に問われ、48(昭和23)年、巣鴨刑務所に収監、52(昭和27)年、仮釈放。65(昭和40)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)