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ポスト・ヒューマニズム テクノロジー時代の哲学入門

NHK出版新書 664

出版社名 NHK出版
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-14-088664-9
4-14-088664-1
税込価格 968円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

なぜいま、哲学で「人間」が大きな問題となっているのか。「思弁的実在論」「加速主義」「新実在論」といった話題の現代哲学を解説しながら、その論点をわかりやすく整理。AIからゲノム編集・機械化による人体改造、そして気候危機に資本主義まで。私たちが直面しているテクノロジー時代の具体的な問題を踏まえ、起こりつつある思想の地殻変動を描き出す。

目次

第1章 ポスト・ヒューマニズムという論点(ポスト・ヒューマニズムとは何か
ポスト・ヒューマニズムの系譜とは ほか)
第2章 思弁的実在論はどこからきたのか(思弁的転回の意味とは
相関主義をいかに乗り越えるか ほか)
第3章 加速主義はどこに向かうのか(ニック・ランドという源流
加速主義は新しい思想か ほか)
第4章 新実在論は何を問題にしているのか(思弁的実在論vs.新実在論
人間主義的な実在論 ほか)
終章 転換期の哲学者たち

出版社・メーカーコメント

A I からゲノム編集・機械化による人体改造、そして気候危機に資本主義まで。テクノロジー時代の具体的な問題を踏まえながら、「思弁的実在論」「加速主義」「新実在論」といった話題の現代哲学を解説し、その論点をわかりやすく整理。いま起こっている「思想の地殻変動」を鮮やかに描き出す!

著者紹介

岡本 裕一朗 (オカモト ユウイチロウ)  
1954年、福岡県生まれ。玉川大学文学部名誉教授。九州大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻修了。博士(文学)。専門は西洋近現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)