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スワロウテイル人工少女販売処

ハヤカワ文庫 JA 1001

出版社名 早川書房
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-15-031001-1
4-15-031001-7
税込価格 990円
頁数・縦 524P 16cm

商品内容

要旨

“種のアポトーシス”の蔓延により、関東湾の男女別自治区に隔離された感染者は、人を模して造られた人工妖精と生活している。その一体である揚羽は、死んだ人工妖精の心を読む力を使い、自警団の曽田陽介と共に連続殺人犯“傘持ち”を追っていた。被害者の全員が子宮を持つ男性という不可解な事件は、自治区の存亡を左右する謀略へと進展し、その渦中で揚羽は身に余る決断を迫られる―苛烈なるヒューマノイド共生SF。

著者紹介

籘真 千歳 (トウマ チトセ)  
1976年沖縄県生まれ。大学の心理学科を卒業し、4年間システムエンジニアとして従事後、携帯電話向け小説賞で大賞および佳作を同時受賞。2008年に『θ 11番ホームの妖精』で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)