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黒豚姫の神隠し

ハヤカワ文庫 JA 1226

出版社名 早川書房
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-15-031226-8
4-15-031226-5
税込価格 814円
頁数・縦 259P 16cm

商品内容

要旨

沖縄本島の遥か南に位置する宇嘉見島には、人間を拐かす黒豚の悪神ウヮーガナシーの伝説がある。島育ちで映画好きの中学生ヨナは、古臭い慣習も閉鎖的な環境も大嫌い、いつか島から脱け出したいと願っていた。そんな彼のクラスに、東京から転校してきた波多野清子。『オズの魔法使い』をきっかけに接近する二人だが、清子は「私は黒い豚に呪われているの」と告白をする―。離島に棲まう神々と悪童たち、ひと夏の異界譚。

おすすめコメント

『こうして彼は屋上を燃やすことにした』(小学館ライトノベル大賞)『憂鬱なヴィランズ』『七日の喰い神』の異才・カミツキレイニー、ハヤカワ文庫初登場! 沖縄の離島を舞台にした、少年と少女と神々の物語。

著者紹介

カミツキレイニー (カミツキレイニー)  
沖縄県生まれ。20歳まで豊見城市で育つ。2010年に第143回Cobalt短編小説新人賞入選。2011年に第5回小学館ライトノベル大賞で『こうして彼は屋上を燃やすことにした』が大賞を受賞しデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)