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殺生関白の蜘蛛

ハヤカワ文庫 JA 1307

出版社名 早川書房
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-15-031307-4
4-15-031307-5
税込価格 814円
頁数・縦 333P 16cm

商品内容

要旨

「松永弾正が蔵した天下の名器・平蜘蛛の茶釜を探せ」豊臣家に仕える舞兵庫は、太閤秀吉と関白秀次から同じ密命を受ける。太閤への恐懼か、関白への忠義か…。二君の狭間で懊悩する男の周囲を、石田三成が暗躍し納屋助左衛門が跳梁する。吹き荒れるのは後嗣を巡る内紛の嵐。果たして権力者達が渇望する平蜘蛛の禁秘は何をもたらすのか?茶器に潜む密謀と秀次事件の真相に迫る歴史ミステリ。第7回クリスティー賞優秀賞。

著者紹介

日野 真人 (ヒノ マコト)  
1961年北九州市生まれ。龍谷大学卒業。僧侶。2017年に『アラーネアの罠』で第7回アガサ・クリスティー賞優秀賞を受賞(出版に際して『殺生関白の蜘蛛』に改題)。また、指方恭一郎名義で2011年に第3回城山三郎経済小説大賞を『銭の弾もて秀吉を撃て―海商島井宗室』にて受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)