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早耳屋お花事件帳 〔2〕

父ひとり娘ひとり

ハヤカワ文庫 JA 1529 ハヤカワ時代ミステリ文庫

出版社名 早川書房
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-15-031529-0
4-15-031529-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 304P 16cm
シリーズ名 早耳屋お花事件帳

商品内容

要旨

瓦版屋らしくなってきたな―江戸の出来事を文字にして知らせる早耳屋清兵衛は、娘・お花の成長に目を細める。ある日お花は、日本橋の唐物問屋の手代・房吉が辻斬りにあったことを知る。人形町の大工が助けてことなきをえたというが、その大工は以前房吉の後を尾けていた不審な男なのでは?さらに房吉には十三年前の火事で記憶を失った過去があり…人の想いに寄り添い、秘めたる悩みも解きほぐす人情瓦版屋の大活躍!

出版社・メーカーコメント

記憶のない手代の謎、口数の少ない子どもの苦悩、娘を手籠めにした極悪人の正体……江戸の難事件を瓦版屋の父と娘が解いてゆく!

著者紹介

松本 匡代 (マツモト マサヨ)  
1957年、三重県伊勢市生まれ。奈良女子大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。日本IBM入社。退職後同人誌“グループいかなご”に参加し、創作活動を開始。2016年、関が原の戦いから大坂夏の陣までの徳川家康を描いた「天下 律義者の十五年」で第66回滋賀県文学祭芸術文化祭賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)