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みんなが手話で話した島

ハヤカワ文庫 NF 594

出版社名 早川書房
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-15-050594-3
4-15-050594-2
税込価格 1,188円
頁数・縦 292P 16cm

商品内容

要旨

ボストンの南に位置するマーサズ・ヴィンヤード島。遺伝によって耳の不自由な人が数多く生み出されたこの島では、聞こえる聞こえないに関わりなく、誰もがごくふつうに手話を使って話していた。耳の不自由な人も聞こえる人と全く同じように大人になり、結婚し、生計を立てた。障害をもつ者ともたない者の共生―。この理念を丹念なフィールドワークで今によみがえらせた、文化人類学者の報告。

目次

「ほかの人間とまったく同じだった」
2 マーサズ・ヴィンヤード島の歴史
3 ヴィンヤード島の聴覚障害の由来
4 ヴィンヤード島の聴覚障害の遺伝学
5 聴覚障害への適応
6 島でろう者として育つ
7 歴史的にみた聴覚障害
8 「あの人たちにハンディキャップはなかった」

出版社・メーカーコメント

耳の不自由な人が多く暮らし、聞こえる聞こえないにかかわらず、手話を使って話していたマーサズ・ヴィンヤード島の驚きの実話。