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ふたりの証拠

ハヤカワepi文庫

出版社名 早川書房
出版年月 2001年11月
ISBNコード 978-4-15-120012-0
4-15-120012-6
税込価格 968円
頁数・縦 302P 16cm

商品内容

要旨

戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を書き続ける。厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、どう生きたかを伝えるために―強烈な印象を残した『悪童日記』の待望の続篇。主人公と彼を取り巻く多彩な人物の物語を通して、愛と絶望の深さをどこまでも透明に描いて全世界の共感を呼んだ話題作。

著者紹介

クリストフ,アゴタ (クリストフ,アゴタ)   Kristof,Agota
1935年ハンガリー生まれ。1956年のハンガリー動乱の折りに西側に亡命して以来、スイスのヌーシャテル市に在住している。1986年にパリのスイユ社から世に送り出したフランス語の処女小説の『悪童日記』によって一躍脚光を浴びた
堀 茂樹 (ホリ シゲキ)  
1952年生、フランス文学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)