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至福の味

出版社名 早川書房
出版年月 2001年7月
ISBNコード 978-4-15-208356-2
4-15-208356-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 185P 20cm

商品内容

要旨

わたしは高名な料理評論家として美食の限りをつくしてきた。いま死の床で、生涯最高の味を選び出そうと薄れゆく記憶の中をさまよっている。それがわたしの最後の晩餐だ。思えば、どの食べ物にも懐かしい誰かとの思い出がつまっている。素朴な家庭料理の美味しさを教えてくれた祖母や伯母、わたしの肥えた舌に挑戦してきたシェフたち…。家庭も顧みず食べ物に生涯を捧げてきた男にとっての究極の味はなんだったのか。フランス最優秀料理小説賞受賞作。

著者紹介

バルベリ,ミュリエル (バルベリ,ミュリエル)   Barbery,Muriel
1969年生まれ。ノルマル・シュペリウール(高等師範学校)で哲学の教員資格を取得し、現在はIUFM(教員養成短期大学)で教鞭を執っている
高橋 利絵子 (タカハシ リエコ)  
中央大学仏文学科卒、フランス文学翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)