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黒と赤の潮流

ハヤカワ・ミステリワールド

出版社名 早川書房
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-15-209005-8
4-15-209005-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 394P 20cm

商品内容

要旨

阪神大震災で祐一は両親を亡くした。何かを亡くすのは初めてではない。超高校級スプリンターだった彼は二年前に事故で引退を余儀なくされた。走れない脚は亡いも同然だ。だが、ボート仲間のタイ人青年ドゥアンが殺されたことを契機に、凍った祐一の心に火がつく。背後に浮かぶ蛇頭と孤島に住む大物財界人の影。いつしか祐一は第二の脚となった船で大海原に走り出す!骨太で熱い青春海洋冒険サスペンス。

出版社
商品紹介

震災後の復興の兆しを見せる神戸。ヨットを通じたワル仲間の死を知った大学生の祐一は自らの人生を変える冒険に乗り出していく。

著者紹介

福田 和代 (フクダ カズヨ)  
1967年神戸市生まれ。神戸大学工学部卒。2007年、陸の孤島と化した関西国際空港を舞台にハイジャック犯と警察との攻防を描いた『ヴィズ・ゼロ』(青心社刊)で力強いデビューを飾る。専門知識を活かした取材力と高いリーダビリティが話題となった。また2008年に上梓した長篇第2作、テロリストが起こす未曽有の東京大停電とそれに立ち向かう人々を描いた『TOKYO BLACKOUT』(東京創元社刊)も大好評を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)