• 本

MITメディアラボ 魔法のイノベーション・パワー

出版社名 早川書房
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-15-209316-5
4-15-209316-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 340P 19cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

人々の生活を便利に、また、新しいビジネスを創造する最先端のプロダクツを次々と生み出し、ロボットやデジタル機器の進化の源となっている研究所がある。米マサチューセッツ工科大学に設置された「MITメディアラボ」だ。2011年4月からは、日本人実業家・伊藤穰一氏が第4代所長に就任し、話題を呼んだ。本書では、2006年から第3代所長を務めたフランク・モス氏が、具体的な“発明品”たちとその開発プロセスを紹介しながら、同研究所の創造性の秘密に迫っている。同研究所の革命的なテクノロジーは、人間や人間の生活と、機械や情報通信技術との結びつきのうえに生まれるものといえる。著者は技術者であり、また起業家としてステラ・コンピュータ社等を立ち上げた。現在はMITメディアラボのニュー・メディア・メディスン・グループ代表等を務めている。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2012年10月31日])

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商品内容

要旨

どうやったら実際に作れるのか見当もつかない、世界を変えてしまうインパクトをもったプロダクツを次々と生み出しつづける研究所がある。マサチューセッツ工科大学に設置された、MITメディアラボだ。ここの研究者たちは、けっしてヒモ付きになることなく、グーグル、GM、NECといった企業のバックアップを得て、自由奔放な発想をまるで魔法のように、現実のプロダクツとする。企業が開発費を出し渋る咋今、なぜこのラボだけはそうありつづけられるのか?イノベーションによる革新とビジネスチャンスを追求する人々の関心を惹きつけてやまない研究所の秘密を、長年所長をつとめた著者ならではの視点から明かす待望の書。

目次

第1章 情熱のちから
第2章 学問の消えゆく境界
第3章 難しい遊び
第4章 必然の偶然
第5章 新しい“正常”
第6章 ともに暮らし、ともに学ぶ
第7章 エージェントの時代
第8章 私はクリエーター

出版社
商品紹介

なぜあのラボからは、未来を変える発明が続出するのか。教員と学生が発明と「デモ」に明け暮れる研究所の独創の秘密が明らかに。

著者紹介

モス,フランク (モス,フランク)   Moss,Frank
2006年から2011年までMITメディアラボの第3代所長を務め、目下同ラボのニュー・メディア・メディスン・グループの代表などを務める。プリンストン大学卒、MIT大学院修了(航空宇宙工学専攻、博士)。IBM、アポロ・コンピュータ社、ロータス・デヴェロップメント社を経て、チボリシステムズ(1995年に上場、翌年にIBMに吸収合併)のCEO、会長に就任。起業家として、ステラ・コンピュータ社、インフィニティ・ファーマスーティカルズ社など、さまざまな企業を立ち上げている
千葉 敏生 (チバ トシオ)  
翻訳家。1979年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)