標本作家
出版社名 | 早川書房 |
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出版年月 | 2023年1月 |
ISBNコード |
978-4-15-210206-5
(4-15-210206-3) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 443P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2022年
第10回
ハヤカワSFコンテスト受賞 |
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要旨 |
西暦80万2700年。人類滅亡後、その文化を研究するため、高等知的生命体「玲伎種」に再生された作家たちは、収容施設(終古の人籃)で永遠に小説を執筆し続けていた。史上最も多くの小説を創作した作家、吸血鬼・人造人間・狼男の全てを産み出した作家、生涯を通じて美と苦悩について探求し続けた作家―彼らに与えられた報酬は不老不死の肉体と、願いを一つだけ叶えること。自己の作風と才能を他者と混淆させながら共著する作家たちに対して、巡稿者メアリ・カヴァンは、ささやかな、しかし重大な反逆を試みた―「やめませんか?あなたひとりで書いたほうが、良いものができると思います」 |
出版社・メーカーコメント
西暦八十万二七〇〇年。人類滅亡後、高等知的生命体「玲伎種」は人類の文化を研究するため、収容施設「終古の人籃」で標本化した数多の作家たちに小説を執筆させ続けていた。不老不死の肉体と願いを一つ叶えることを見返りとして@@人類未踏の仮想文学史SF