• 本

わたしは孤独な星のように

出版社名 早川書房
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-15-210328-4
4-15-210328-0
税込価格 2,310円
頁数・縦 201P 19cm

商品内容

要旨

叔母が空から流れたのは、とても良い秋晴れの日だった―静かに滅びゆくコロニーで暮らす女性ふたりが、叔母の弔いのために小さな旅をする表題作。きのこ―菌類を脳に埋め込むことが常識になった世界での青春譚「糸は赤い、糸は白い」。SFプロトタイピングから生まれた、AIをめぐる物語「Yours is the Earth and everything that’s in it」ほか、異国や地球規模の抒情、ユーモラスな快作まで、色鮮やかな傑作全7篇。声優、書評家、エッセイスト・池澤春菜、初の小説集。

出版社・メーカーコメント

遠い未来のスペースコロニーで、亡くなった叔母の弔いを巡る情景を描いた表題作のほか、商業媒体やウェブ媒体で発表した池澤春菜のSF短篇を集成。人間が異文化と接するときの情景や、未知なる動植物の生態をときにコミカルに、ときに抒情的に描き出す傑作集。

著者紹介

池澤 春菜 (イケザワ ハルナ)  
ギリシャ生まれ。声優、歌手、エッセイスト。声優として数多くの作品に出演。「SFマガジン」での連載のほか、文芸各誌で文筆家として活躍。第20代日本SF作家クラブ会長(2020〜2022年)。父は作家・池澤夏樹、祖父は作家・福永武彦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)