アンドロイドは人間になれるか
文春新書 1057
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2015年12月 |
ISBNコード |
978-4-16-661057-0
(4-16-661057-0) |
税込価格 | 803円 |
頁数・縦 | 223P 18cm |
商品内容
要旨 |
マツコロイド、美人すぎるアンドロイド、人間国宝を永久保存…世間の度胆を抜く発想で注目を集める世界的ロボット工学者・石黒浩。アンドロイドが教えてくれる「人の気持ち」や「人間らしさ」の正体とは?常識を次々と覆していく鬼才が人間の本質に迫る。 |
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目次 |
第1章 不気味なのに愛されるロボット―テレノイド |
おすすめコメント
天才ロボット工学者・石黒浩とアンドロイドが、あなたの「常識」を覆す! TVで人気のマツコ・デラックスさんそっくりのアンドロイド、マツコロイド。リアルさを追求するために毛穴を20万個持つマツコロイド──その生みの親が「世界を変える8人の天才」に選出されたこともある世界的ロボット工学者、石黒浩・大阪大学特別教授である。 美人すぎるアンドロイド・エリカ、不気味な外見なのになぜか人を虜にするテレノイド、人間国宝の故・桂米朝さんの名人芸を永久保存した米朝アンドロイド、自分そっくりのアンドロイド・通称イシグロイド…… 世間の度肝を抜く斬新な発想で注目を集めてきた鬼才・石黒は、子どもの頃、「人の気持ち」がわからない子どもだったという。 大人になった今でもその正体がわからず、「人の気持ち」の謎を知りたいという思いから人工知能の研究、そしてアンドロイド開発・研究へと足を踏み入れた──。 アンドロイドが教えてくれる「人の気持ち」や「人間らしさ」の正体とは? 今まで常識と信じて疑わなかったことが次々と覆されていく様は鳥肌が立つほど面白く、またちょっと不気味でもある。 アンドロイドやロボットは、近い将来、必ずあなたの隣人となる。手塚治虫やSFが描いた未来はすぐそこまで来ている。最先端の場所に常に身を置く石黒浩の見ている未来をお見せしようではないか。 人間存在の本質に迫る興奮の知的アドベンチャー。これはもはや哲学だ! (担当編集者より) TVでおなじみのマツコ・デラックスさんそっくりのアンドロイド、マツコロイド。毛穴を20万個持ち、人の話に自然に相槌を打つマツコロイドの生みの親がロボット工学者の石黒浩さんです。科学誌で「世界を変える8人の天才」に選ばれたこともある石黒さんは、天才であり、筋金入りの変人でもあります。逆転の発想で、アンドロイド研究から「人間らしさ」や「人の気持ち」の正体を探っていき、常識を覆していくさまは鳥肌が立つほど面白いです。まさに変人にしか成し得なかった研究……これはもはや哲学です!