• 本

清貧の思想

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 1996年11月
ISBNコード 978-4-16-752303-9
4-16-752303-5
税込価格 847円
頁数・縦 269P 16cm

商品内容

要旨

名利に使はれて、閑かなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ…。モノとカネにふりまわされ、明け暮れする人生は真に幸福なのか?光悦、西行、兼好、良寛ら先人の生き方の中に、モノを「放下」し、風雅に心を遊ばせ、内面の価値を尊ぶ「清貧」の文化伝統を見出し、バブル謳歌の日本に猛省を促した話題のベストセラー。

目次

心の内なる律を尊ぶ
慳貧にして富貴なることを嫌う
省みて疾しければ己れなし
三界は只心ひとつなり
嚢中三升の米、炉辺一束の薪
独り奏す没絃琴
数奇の心、数奇者のみが知る
つきてみよ、ひふみよいむなや
書画に一点の塵気なし
月天心貧しき町を通りけり〔ほか〕