ふしぎなメリーゴーラウンド
出版社名 | 徳間書店 |
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出版年月 | 2022年8月 |
ISBNコード |
978-4-19-865516-7
(4-19-865516-2) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 158P 22cm |
商品内容
要旨 |
木ぼりの動物が六体ついたメリーゴーラウンドは、移動遊園地で人気です。動物たちにはどれも、ほんもののような色がぬってあります。じつは、この動物たちには、ひみつがありました。夜になると、エサを食べ、三十分だけおしゃべりするのです。ところが、あたらしくメリーゴーラウンドの持ち主になった男は、金もうけに夢中。動物たちにエサもやらず、やさしいことばもかけません。すると、木ぼりの動物たちにふしぎなことがおきて…?木ぼりの動物たちがしあわせを見つけるまでをえがく、心あたたまる児童文学。一九六〇年ドイツ児童図書賞最終候補作品。小学校低・中学年〜。 |
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出版社・メーカーコメント
ドイツ児童文学作家のかくれた名作!ドイツ児童図書賞最終候補作品! おじいさんのメリーゴーラウンドには、本物のように色をぬった木ぼりの動物が6体ついています。移動遊園地で、子どもたちに人気です。実はこの動物たちにはひみつがありました。夜になるとおじいさんにエサをもらい、そのあと30分だけおしゃべりするのです。おじいさんはある日、自分も年をとったので、メリーゴーランドを売ることにしました。新しく持ち主になったのは、金もうけのことばかり考えているポメランツォという男。動物たちは、エサももらえないし、かわいがってもらえないので、さみしくてたまりません。ある日、女の子が、木の子馬をぎゅっとだきしめて話しかけると、子馬がぶるっとふるえて心臓が動き始めました。ポメランツォは、生きた子馬なんかエサ代がかかるだけだ、と子馬を手放します。そして、ほかの動物も、一体、また一体と、子どもに出会い、本物になって…。 心あたたまるドイツの児童文学。1960年ドイツ児童図書賞最終候補作品。