• 本

うみのまもの

出版社名 徳間書店
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-19-865871-7
4-19-865871-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 33P 31cm

商品内容

要旨

「うみにはまものがいるんだよ。えものをとりすぎると、まものがあらわれるからね。よくばったらいけないよ。」おとこのこはばんごはんのえものをとりにでました。えものをとると、そこには、ぽっかり白いあな。とればとるほどあながあき、あながいくつも組み合わさると、あれれ、おおきな顔があらわれた?海にくらす人びとにつたわる、まものの話をちょっぴりふしぎな切り絵で表現した、読み聞かせにぴったりの創作絵本です。5さい〜。

出版社・メーカーコメント

「うみには まものが すんでるからね。あんまり えものを とりすぎちゃ いけないよ」男の子は、ひとり、舟に乗って、ばんごはんをとりにいきました。きょうはなにがとれるかな…。つかまえた! 大きなうつぼがかくれてた。これなら、家族みんな、おなかがいっぱいだ。でも、もっとえものをとりたいな、つかまえた! 大きないかがかくれてた! これなら、あしたまで、おなかがいっぱいだ。でも、もっとえものをとりたいな…。つかまえた! 大きなくじらがかくれてた……えものを とると、そこには、ぽっかり白いあな。とればとるほどあながあき、あながいくつも組み合わさると、あれれ、おおきな顔があらわれた?海にくらす人びとにつたわるまものの話をちょっぴりふしぎな切り絵で表現した、読み聞かせにぴったりの創作絵本。関野吉晴と共に「グレートジャーニー」でインドネシアから石垣島を手作りの舟で渡った著者が、東南アジアのスールー海で出会った漂海民バジョの暮らしぶりやインドネシアのマンダールに伝わる魔物の話と、サンゴ礁の海がみるみる干上がって舟が動かなくなった実体験から創作したユニークな絵本。読み聞かせにもぴったり。

著者紹介

前田 次郎 (マエダ ジロウ)  
1983年生まれ。2008年武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。2008年から、探検家関野吉晴の「新グレートジャーニー」に参加。関野とともにじっさいに舟をつくり、その舟でインドネシアから石垣島まで、星と島影を頼りに、風の力で旅した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)