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歴史否定とポスト真実の時代 日韓「合作」の「反日種族主義」現象

出版社名 大月書店
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-272-51013-9
4-272-51013-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

ポスト真実と歴史否定、『反日種族主義』、ポスト真実の時代、否定とヘイトにどう応じるか。否定の時代にいかに歴史を聴くか…第14回林鍾國賞。

目次

第1部 「反日種族主義」とは何か(2019年、「反日種族主義」現象
「教科書右派」の誕生、2005年の韓国と1997年の日本
2013〜2015年、反日民族主義を攻撃せよ
『反日種族主義』の方法と論理)
第2部 『反日種族主義』の主張を批判する(日本軍「慰安婦」は「性奴隷」ではなく稼ぎの良い「売春婦」だった?
誘拐や求人詐欺はあったが、奴隷狩りのような強制連行はなかった?
民間の公娼制が軍事的に動員され編成されたものだから合法?
「慰安婦」個人の営業で、自由廃業の権利と自由があった?
需要が確保された高収入の市場で、少なくない金額を貯蓄し送金した?
「慰安婦」と女子挺身隊を混同している?)
第3部 資料と証言、歪曲したり奪い取ったりせず文脈を見る(連合軍捕虜尋問資料をどのように読むか
日本軍「慰安婦」被害者の話をどのように聴くのか
惜別のアリランを歌う朝鮮人「慰安婦」―ビルマ・ミッチナーの朝鮮人「慰安婦」の話
戦利品として残された臨月の「慰安婦」―中国・雲南省松山と騰衝の朝鮮人「慰安婦」の話
日本軍「慰安婦」、米軍・国連軍「慰安婦」、韓国軍「慰安婦」―李栄薫の「我々の中の慰安婦」論に答える)

著者紹介

康 誠賢 (カン ソンヒョン)  
聖公会大学校東アジア研究所助教授、冷戦平和研究センター長。韓国冷戦学会理事、韓国社会史学会運営委員、季刊『黄海文化』編集委員を務めている。社会学者
鄭 栄桓 (チョン ヨンファン)  
明治学院大学教養教育センター教授。専攻は朝鮮近現代史・在日朝鮮人史
古橋 綾 (フルハシ アヤ)  
東京外国語大学大学院非常勤講師・立教大学兼任講師。専攻は歴史社会学、ジェンダー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)