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「不法」なる空間にいきる 占拠と立ち退きをめぐる戦後都市史

出版社名 大月書店
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-272-52112-8
4-272-52112-8
税込価格 3,520円
頁数・縦 238,3P 22cm

商品内容

要旨

戦後の住宅難において生成され、都市で生きる人々の軌跡が交錯する独特な空間となったバラック街。都市開発のなか「不法」な存在とされ、多くが消滅へと至る、その全体像に迫る新たな戦後史。

目次

第1章 「不法」なる空間のすがた
第2章 「不法」なる空間の消滅過程
第3章 「バタヤ街」を問いなおす
第4章 河川敷居住への行政対応
第5章 立ち退きをめぐる空間の政治
第6章 河川敷に住まう人々の連帯
第7章 集団移住へ向けた戦略と戦術

著者紹介

本岡 拓哉 (モトオカ タクヤ)  
1979年兵庫県神戸市生まれ。2003年関西大学文学部史学地理学科卒業。2009年大阪市立大学大学院文学研究科地理学専修後期博士課程修了、博士(文学)、専門は人文地理学。同志社大学人文科学研究所助教を経て、立正大学地球環境科学部地理学科特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)