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自然の諸原理に還元された和声論

出版社名 音楽之友社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-276-10303-0
4-276-10303-7
税込価格 8,800円
頁数・縦 355P 27cm

商品内容

要旨

西洋音楽史における記念碑的著作、初の完訳!今日まで影響を与える原書の刊行から約300年、堂々の全訳出版。和音こそが音樂を作り出すと主張したラモー(1683‐1764)、近代和声学はここから始まった。

目次

第1巻 調和的/和声的な比率と比例の関係について
第2巻 和音の本性と特性について そして音楽を完全なものとするのに役立つすべてのことについて
第3巻 作曲の諸原理
第4巻 伴奏の諸原理

著者紹介

ラモー,ジャン=フィリップ (ラモー,ジャンフィリップ)   Rameau,Jean‐Philippe
1683‐1764。作曲家、音楽理論家。1683年、ディジョンにて生を受ける。当初法学を目指すも、オルガニストであった父の影響から音楽の道へと進む。1702‐22年、クレルモン、パリ、ディジョン、リヨンの聖堂のオルガニストを務める。1722年あるいは23年からパリに定住し終生の活躍の場とする。ヴォルテール、ルソー、ダランベール、ディドロらと広く交流し、また論戦を交わす。1749年、パリ王立アカデミーにて音楽理論の講演を行い、終身名誉書記フォントネルらをはじめとするアカデミー会員からの承認を受け、さらなる論争へと発展する。1764年、国王による叙勲、死去。西洋音楽史における最重要理論家の一人
伊藤 友計 (イトウ トモカズ)  
1973年千葉県生まれ。東京外国語大学卒、文学博士(東京大学)、音楽学博士(東京藝術大学)。博士論文題目は「J.‐Ph.ラモー著『和声の生成』研究」。現在、東京藝術大学、明治大学にて非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)