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タイム・オフ 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術

出版社名 クロスメディア・パブリッシング
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-295-40811-6
4-295-40811-5
税込価格 2,398円
頁数・縦 526P 19cm

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要旨

過労死予防などのために「働き方改革」の必要性が叫ばれて久しい。だが、日本の平均労働時間は減少傾向にあるものの、労働生産性(1時間当たりの生産性)は、G7の中で「最下位」が50年以上続いている。私たちは労働時間を減らして「休み」を増やすだけでなく、「どう休むか」を考えるべきなのかもしれない。本書では、古今東西のさまざまな“賢人”たちの「休息(タイムオフ)」にまつわるエピソードや研究、思想を紹介しながら、睡眠、運動、旅、遊びなどの各面から考察。休息をより豊かな人生を送るためだけではなく、生産性やクリエイティビティに役立てるための方法を探っている。現代の私たちは「忙しさ」を評価し、休息を「楽をすること」「サボること」と同一視しがちだ。だが、古代ギリシアの哲学者アリストテレスは「高尚な余暇」に価値を見出していた。本書に登場する賢人たちは「休息したのに成功した」のではなく「休息したからこそ成功した」人たちなのだ。著者のジョン・フィッチ氏は、ビジネス・コーチ、エンジェル投資家、ライター。マックス・フレンゼル氏はAI研究者、ライター、デジタル・クリエイティブで、東京大学にてポスト・ドクター・リサーチ・フェローとして働いていた。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年5月19日]

商品内容

要旨

賢い人は、しっかり休んでいる。休息、睡眠、運動、旅、内省、創造、遊び…「高尚な余暇」こそが、あなたの“本当の力”を引き出す!「忙しい」ことは有能さの証明にはならない。働く時間は減り、“生産性”が上がる。米国Amazonの多数分野でベストセラー獲得!燃え尽き寸前の現代人を救う実践ガイド、日本上陸!世界の賢人35人に学ぶ、忙しさを手放して成功する方法。

目次

プロローグ タイムオフってなんだろう?―WHAT IS TIME OFF?
序章 僕たちは、どこで間違えたのだろう?―WHAT WENT WRONG?
第1章 創造する―CREATIVITY
第2章 休息する―REST
第3章 睡眠をとる―SLEEP
第4章 運動する―EXERCISE
第5章 ひとりになる―SOLITUDE
第6章 内省する―REFLECTION
第7章 遊ぶ―PLAY
第8章 旅をする―TRAVEL
第9章 繋がりを断つ―TECHNOLOGY
第10章 これからの働き方―THE FUTURE OF WORK
エピローグ 僕たちの物語―OUR STORY

著者紹介

フィッチ,ジョン (フィッチ,ジョン)   Fitch,John
ビジネス・コーチ、エンジェル投資家、ライター。仕事中毒から立ち直りつつあり、この本は昔の自分を念頭に執筆した。テキサス大学オースティン校で経営とメディアを学んだ。デジタルプロダクト・デザインによりキャリアを積み上げ、働く人が楽しくなさそうな仕事の自動化を推進する技術開発に投資するエンジェル投資家。未来の経営と働き方に大きな興味があり、近い将来、みんながクリエイティブな仕事をするだろうと考えている。ディナーパーティーを企画し、新しいアイディアやひらめきに出会うのが好き。柔術に励み、新しいところを旅したり、スイカを栽培したり、音楽を演奏したり、大好きな人とダンスしたりしている
フレンゼル,マックス (フレンゼル,マックス)   Frenzel,Max
AI研究者、ライター、デジタル・クリエイティブ。インペリアル・カレッジ・ロンドンで量子情報理論を研究し博士号を取得後、東京大学のポスト・ドクター・リサーチ・フェローとして着任。AI研究とプロダクトデザインを組み合わせるスタートアップ事業に多数参加。最近の関心は、クリエイティビティとデザイン、音楽にAIやディープ・ラーニングなどを融合させること。かかわったAIアートの中には、ロンドンのバービカン・センターに展示された物もある。AIとクリエイティビティをテーマに講演活動も行っている。タイムオフの時間には、おいしいコーヒーを楽しむ。パン焼き名人になるための練習も欠かさない。電子音楽を作り東京の各地で演奏も行っている
ローリングホフ 育未 (ローリングオフ イクミ)  
翻訳家・トロント大学OISE修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)