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人口大逆転 高齢化、インフレの再来、不平等の縮小

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-296-11309-5
4-296-11309-7
税込価格 3,300円
頁数・縦 373P 20cm

商品内容

要旨

本格的なインフレ、金利上昇時代が到来!敗者は誰か?「グッドハートの法則」で知られる第一級の経済学者らが見通す高齢化とグローバル化減速がもたらす世界経済の大転換。フィナンシャル・タイムズ紙2020年ベスト経済書。

目次

イントロダクション
中国:歴史的動員の終焉
人口構成の大逆転と将来の成長に対する影響
依存、認知症、そしてやってくる介護危機
インフレの再来
人口大逆転における(実質)金利の決定
不平等とポピュリズムの台頭
フィリップス曲線
「それは、なぜ日本では起こっていないのか?」修正論者による日本の変容の歴史
世界的な高齢化を相殺できるのは何か?インドとアフリカ、労働参加、そして自動化
債務の罠:回避することはできるのか?
デッド・ファイナンスから エクイティ・ファイナンスへの方向転換
将来の政策課題:高齢化と課税、金融・財政政策の衝突
主流派の見方に抗して
追記:新型コロナウイルス後に加速してやってくる理想的ではない未来

出版社・メーカーコメント

本格的なインフレ、金利上昇時代が到来!敗者は誰か?「グッドハートの法則」で知られる第一級の経済学者らが見通す高齢化とグローバル化減速がもたらす世界経済の大転換。フィナンシャル・タイムズ紙2020年ベスト経済書なぜ日本経済は長期停滞に陥ったのか?なぜ日本の労働者の賃金が上がらなかったのか?なぜ日銀は2%のインフレ目標を実現できなかったのか?その理由をグローバルな視点から正しく理解することができるようになる。

著者紹介

グッドハート,チャールズ (グッドハート,チャールズ)   Goodhart,Charles
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)名誉教授。1985〜2002年、LSE銀行・ファイナンス・ノーマン・ソスノー・チェアー。2002年、LSE銀行・ファイナンス名誉教授。1987〜2005年、金融市場グループ在籍。2005年から現在にいたるまで金融規制研究プログラム担当メンバーを務める。1990年、ブリティッシュ・アカデミー・フェロー。1997年、金融経済研究に対して大英帝国勲章コマンダー受章。1986年、マーヴィン・キング氏とともにLSEの金融市場グループ創設を支援。それ以前、17年間にわたりイングランド銀行エコノミストを務め、1980年、同行チーフ・アドバイザーに就任。1983年香港金融危機の収拾、香港ドルと米ドルとのリンク設定に助言し、その後、1997年まで数年間にわたり香港外国為替基金アドバイザリー委員会に参与。1997年後半、新設されたイングランド銀行金融政策委員会の4人の外部メンバーの一人に選任され、2000年5月まで務める。2002〜2004年の間、イングランド銀行総裁(臨時)顧問(金融安定性担当)。2009年末、モルガン・スタンレーのコンサルタントに就任、2016年に80歳で退任
プラダン,マノジ (プラダン,マノジ)   Pradhan,Manoj
Talking Heads Macro(マクロ経済リサーチ会社)創業者。モルガン・スタンレーのマネージング・ディレクターを務め、グローバル・エコノミクス・チームを率いた。ジョージ・ワシントン大学、ニューヨーク州立大学に勤務後、2005年、モルガン・スタンレーに転籍。数量マクロ経済学、新興市場、グローバル経済を専門とする。ジョージ・ワシントン大学経済学Ph.D.、ロンドン・ビジネススクール修士
澁谷 浩 (シブヤ ヒロシ)  
経済学者、小樽商科大学名誉教授。1988年、プリンストン大学Ph.D.取得。インディアナ州立大学助教授、IMFエコノミスト、日本銀行金融研究所を経て、1992年、小樽商科大学経済学部助教授、1997年より同教授。2017年退任し、同大学特任教授を経て、2019年より同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)