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クライメートテック 新しい巨大経済圏のメカニズム

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-296-12206-6
4-296-12206-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 256P 21cm

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要旨

気候変動対策に資するテクノロジーが、最近では「クライメートテック」と呼ばれ、世界的に、研究開発に取り組むスタートアップへの投資が加熱しているようだ。かつてのグリーン・ニューディールバブルとは異なり持続可能なブームといわれるが、実際にどのようなテクノロジーが伸長しているのだろうか。本書では、世界のマネーの行き先がGAFAなどのIT企業からシフトしているとされるクライメートテックの現状や、ブームの背景・力学、その本質を解説した上で、各国のスタートアップの具体事例を取り上げ、最新トレンドの全体像を明らかにしている。クライメートテックブームが持続可能と言われる背景には、再生可能エネルギーの発電原価の下落、パリ協定などで目標が定められたこと、デジタル技術の進化などがあるという。著者は1998年にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。エネルギー業界向けコンサルティング業務に従事した後、2018年にアークエルテクノロジーズ株式会社を創業し、EV充電やEMSのサービスを開発。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年10月4日]

商品内容

要旨

気候変動に立ち向かうための技術的ソリューションを提供するスタートアップ企業群であるクライメートテック。その背景と力学の本質から最新のトレンドまで、豊富な事例と共に解説する。脱炭素の潮流が生み出す巨大市場!Cleantech Group CEOリチャード・ヤングマン氏との対談を収録。

目次

第1部 巨大経済圏クライメートテックの全貌(クライメートテックの時代
新しい巨大経済圏のメカニズム
クライメートテック企業の特徴)
第2部 カーボンニュートラルを実現するテクノロジー(2030年を目指したテクノロジー
2040年を目指したテクノロジー
2050年を目指したテクノロジー)
第3部 日本の成長に向けた施策(我が国がこの巨大経済圏で成長するためには)

著者紹介

宮脇 良二 (ミヤワキ リョウジ)  
1998年にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。エネルギー業界向けコンサルティング業務に従事。2010年9月に電力・ガス事業部門統括責任者に就任。18年にアクセンチュアを退社。同年8月、「デジタルイノベーションで脱炭素化社会を実現する」というパーパスを掲げ、代表取締役としてアークエルテクノロジーズ株式会社を創業し、EV充電やEMSのサービスを開発。同時に事態構想のためにスタンフォード大学客員研究員として、カーボンニュートラルに関するテクノロジーとエコシステムを研究。企業経営と並行して、大学での講義や国及び地方自治体のカーボンニュートラルに関する委員等も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)