• 本

徳川15代の定説を覆す

宝島社新書 676

出版社名 宝島社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-299-03911-8
4-299-03911-4
税込価格 990円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

鎌倉、室町に続き3番目の幕府だった「江戸幕府」は、260年という史上最長の武士の政権となった。本書は徳川15代にまつわる「定説」を検証。家康をはじめ、15人の将軍たちの実像に迫ります。「家康は系図を改ざんした」「生類憐みの令の綱吉は有能な将軍だった」など、「定説」と思われていた従来の徳川15代のイメージを覆す意外な江戸時代の「真実」を、大ヒットシリーズ『逆説の日本史』著者・井沢元彦が独自の切り口で描き出します。

目次

第1章 徳川家康に関する「定説」を覆す(徳川家は源氏の血筋なので家康も征夷大将軍になれた
家康は労せずして天下を取った
「しかみ像」は後世の画家が描いた「創作」だった
徳川家康の家臣はみな忠臣だった
家康は秀頼を殺して豊臣家を根絶やしにするつもりだった)
第2章 徳川15代の定説を覆す(徳川幕府を倒したのは薩長を中心とする幕末の雄藩だった
「生類憐れみの令」の徳川綱吉は無能な将軍だった
忠臣蔵は主君の仇を討った赤穂浪士の美談
「暴れん坊将軍」吉宗は庶民に人気者だった
徳川慶喜は愚鈍な将軍だった)
第3章 家康と徳川幕府に関する意外な真実(家康が「神」になれたのは、信長が「神」になりそこねたから
家康は熟女好みで健康オタクだった
幻の十一代将軍・徳川家基
秀忠の「出来心」が松平容保の不運に?
家康が朝鮮に出兵していたら、江戸幕府は生まれなかった)

出版社・メーカーコメント

2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で、家康への関心が高まっている。本書では家康を含めた徳川15代の「定説」を検証しながら、意外な江戸時代の「真実」を描き出していきます。「家康は系図を改ざんした」「生類憐みの令の綱吉は有能な将軍だった」など、従来の「定説」と思われていた徳川15代のイメージを覆す「逆説」的な像を、大ヒットシリーズ『逆説の日本史』の著者・井沢元彦が独自の切り口で描き出します。

著者紹介

井沢 元彦 (イザワ モトヒコ)  
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、TBSに入社。報道局社会部記者時代の1980年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在、YouTubeで動画『井沢元彦の逆説チャンネル』を配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)