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きょうはそういう感じじゃない

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-309-03111-8
4-309-03111-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 186P 20cm

商品内容

要旨

食事のとき「中華って感じじゃない」と思ってしまうのはなぜか?学生時代を手芸部で過ごした人のことが気になって仕方ない。宮沢章夫がのこした、脱力と思索のエッセイ。貴重な1万字ロングインタビューも併録。笑いながら考える。世界の見え方がちょっぴり変わる。

目次

1 オール・アバウト・ネクストマンス(「オール・アバウト・ネクストマンス」とはなにか。
父親について。
ばかについて。
あたりまえのことを言う
意外な不祥事
日本に来てカレーを作るインド人の苦悩
「アイワディスクフラッシュ」
なぜか過剰になる末松さん ほか)
2 私的シティ・ポップ論(自粛への直感的な違和感
私的シティ・ポップ論)
3 概念化から逃れた「表現」のあり方を思う日々―宮沢章夫ロングインタビュー

著者紹介

宮沢 章夫 (ミヤザワ アキオ)  
1956年、静岡県生まれ。劇作家・演出家・小説家。劇団「遊園地再生事業団」主宰。放送作家として活動中、シティボーイズ、竹中直人、いとうせいこうらとの演劇ユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」の作・演出を担当。その後、遊園地再生事業団を立ち上げ、『ヒネミ』で第三七回岸田國士戯曲賞を受賞。『時間のかかる読書―横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』(河出書房新社)で第二一回伊藤整文学賞を受賞。『サーチエンジン・システムクラッシュ』(文藝春秋)が第一二二回芥川賞候補、第一三回三島賞候補に選ばれるなど、小脱も多数発表。早稲田大学文化構想学部教授として後進の指導にあたった。二〇ニニ年九月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)