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殺牛・殺馬の民俗学 いけにえと被差別

出版社名 河出書房新社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-309-22642-2
4-309-22642-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 258P 20cm

商品内容

要旨

なぜ雨乞いで牛馬の首をつけたのか?農耕民族にとって雨乞いは死活問題であった。その最終手段として、供犠の折に牛馬の首が斬られ、滝壼に落とされた。その役目を多く被差別民が担った。各地にその風習の跡と意味を探る

目次

淵に棲む牛
そこは雨乞いの祭場であった
牛淵と馬淵
雨乞い儀礼の種類
殺牛・殺馬祭りの風景
牛馬を「落とす」「転ばす」
雨乞い地名を歩く
雨乞い師の家筋
殺牛・殺馬祭りと被差別民
古代から中世にかけての雨乞い
諸外国の殺牛・殺馬儀礼

おすすめコメント

かつて、雨乞いの際、最終手段に牛馬の首が滝壺に落とされた。その役目を多く被差別民が担った。各地にその風習の跡を探る。

著者紹介

筒井 功 (ツツイ イサオ)  
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続けている。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)