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賤民と差別の起源 イチからエタへ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-309-22734-4
4-309-22734-1
税込価格 2,160円
頁数・縦 202P 20cm

商品内容

要旨

差別の根源を呪的能力者賎視にみる。市が立ちそうもない人里離れた山間部に、なぜ市ノ瀬、市野々など、「市」の字がつく地名が多いのか―。「イタコ」「イタカ」「イチコ」「ユタ」などとともに、「イチ」という言葉に「エタ」の語源を見出し、差別の根源を明らかにする書き下ろし論考。

目次

第1章 中世の被差別民たちの姿
第2章 「イチ」とは、どのような人びとであったか
第3章 エタと猿まわし
第4章 「イチ」の歴史をさかのぼる
第5章 箕作り・渡し守は、なぜ差別されたか
第6章 地名から見える「イチ」の昔
第7章 「坂ノ者」小史
第8章 雨乞いの今昔
第9章 古代から中世にかけて大きく変化した
第10章 祭礼の先導役と被差別民

おすすめコメント

エタの語源は何かはまだわかっていない。著者は、巫女などをさすイタコなどの元になった語「イチ」にその語源を求める。そこから広く深く差別の根源をさかのぼって解き明かす、画期的な書。

著者紹介

筒井 功 (ツツイ イサオ)  
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続けている。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)