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文明が不幸をもたらす 病んだ社会の起源

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-309-22807-5
4-309-22807-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 291P 20cm

商品内容

要旨

文明化による「進歩」は人類を幸福にするどころか、有史以前にはない暴力や病理に満ちた不健全な世界を生みだした。農耕と定住の開始から現代にいたるまでの社会の歪みを人類学・心理学・社会学・医学などの最新成果で分析し、未来に進むべき道を提示する異色の反文明論。

目次

第1部 オリジン・ストーリー(先史時代を語るときに私たちが話題にすること
文明とその不調和)
第2部 永遠の黙示録(現代の「不断の進歩の物語」)(野蛮な野蛮人の神話(平和への宣戦布告)
不合理な楽観主義者)
第3部 古代の鏡に映る自分(人間であること)(自然主義的誤謬の誤謬
野生児になるべく生まれた
子育ての深い闇
荒れ狂う十代
不安な大人)
第4部 未来につながる先史時代の道(終わり良ければすべて良し
聖なるものが失われたとき)

おすすめコメント

文明化による「進歩」は人類を幸福にするどころか、先史時代にはない不平等・暴力・病をもたらした。健康、家族、性、労働などをめぐり、最新データと鋭い思考で人間本来の生き方を問う!

著者紹介

ライアン,クリストファー (ライアン,クリストファー)   Ryan,Christopher
サンフランシスコのセイブルック大学で心理学の博士号を取得。CNN、「ニューヨーク・タイムズ」紙、「タイム」誌、「ニューズウィーク」誌、「TEDトーク」などのメディアに登場。また、さまざまな分野の注目の人物と対談を行うポッドキャスト「Tangentially Speaking」を主宰している
鍛原 多惠子 (カジハラ タエコ)  
翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)